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ブログ6 健康なカラダをつくる① 運動器

一人ひとりがライフステージに合った充実した人生を送るために、
「健康で、美しく、動けるカラダをつくること」
これが、マイルストーントレーニングジムの基本方針です。
健康なカラダづくりにおいて、フィジカルトレーニングが直接関わるのが、まず運動器の機能低下を予防・改善すること。
今回は運動器の健康についてお話ししたいと思います。  

目次

ロコモティブシンドローム

運動器とは、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称です。※1
運動器の障害のために立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態を 「ロコモティブシンドローム(ロコモ、または運動器症候群)」といいます。※2
※1,2(日本整形外科学会ウェブサイトより)

健康寿命を延ばすための大きなカギのひとつが運動器の健康です。筋肉量は年齢とともに減少していきます。運動習慣がない場合、40歳を過ぎると筋肉量は年1%の割合で減少していくといわれています。
運動器の機能が低下して歩けなくなることが、著しく生活活動を制限し、さらに体力を低下させ、要介護状態となるリスクが高まります。

ロコモを予防する

ロコモ予防のためには運動すること。大切なのは、「筋力」と「バランス能力」。
ロコモティブシンドロームは気づかないうちに進行していることが多いものです。
ですので、できるだけ早く、カラダが動くうちに運動習慣を身につけて筋肉量を維持することが大切です。

日本整形外科学会の推奨するロコモ予防のためのトレーニングは2種類です。
片脚立ちとスクワット。
筋力をつけ、バランス能力を高めるためには大切な運動です。ぜひこの二つから始めてみましょう。
くわしいやり方は日本整形外科学会のウェブサイトロコトレをご参照ください。

フィジカルトレーナーとして、運動する際に気を付けていただきたいことは「身体感覚」です。
最初のうちは動作を行うことに注意が向くと思います。動きに慣れてくるにしたがって、(動いている部分だけでなく)カラダ全体に注意するようにしてみてください。重心位置、足が地面と設置している感覚、どの筋肉、関節を使っているか、動いていない部分はどうなっているか、カラダの各部分の位置関係など、全身に注意を払って、ご自身のカラダを使う感覚を覚えてください。ご自身の身体感覚を知ることが、身体機能を改善するために大切なことです。鏡の前で自分の動きを確認しながら運動してみるのも良いと思います。

健康的に生きるために

人生100年時代の到来とともに、健康寿命を伸ばすことがますます重要な課題となってきています。
いかに「健康的に長生きするか」
予防できれば最高、怪我をしても治療して完治すれば最高ですが、カラダの不調や痛みと付き合っていくことも大切なことです。
年齢とともにカラダの機能が低下していくのは避けがたいことで、何かしらの病気、痛みなどカラダの不調を抱えながら生きていかなければなりません。ご自身のカラダの状態をよく知って、それとうまく付き合いながら充実した人生を歩んでいくことが、健康的に生きるということだと思います。

100歳まで自分の足で歩けるように。今できることから、カラダを動かす習慣をつくっていただきたいと思います。

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